私たちが信じていること

私たちは、伝統的なキリスト教の信仰に従うプロテスタントの教会です。私たちの信仰告白は1640年代にさかのぼり、現在も変わっていません。また、私たちは長老派の教会であり、日本長老教会と協力して活動しています。私たちの牧師は全員、アメリカ長老教会で按手を受けています。

しかし、長老派はいったい何を信じているのでしょうか!というのは、とてもいい質問です。名前からしてわかりにくいかもしれませんが、長老派であるということは、以下の基本的な信条に従うということです:

  1. 神は主権を持つ創造主であり王である。神様を世界に反映させ、神様に代わって支配するために、人間を神様のかたちをもらって創造された。神は人類と契約(covenant)を結び、人類は多大な祝福を受けたが、最初の人間アダムは神の言葉に反抗し(罪)、世界を永遠に変えてしまった。

  2. しかし、神は恵み深い神であり、憐れみと愛に満ちておられるので、直ちに人類を罪から救い、堕落した世界を回復させるために救いのご計画を立てられた。神は、いつの日か、世界の罪の問題を解決する救い主を遣わすと約束された。この救い主は、アダムが失敗したすべての方法を成功させ、神が人類と交わした契約を成就させるのである。

  3. 旧約聖書に記された神の民の歴史を通して、人類は、神がご自分に対してどんなに親切であっても、主の命令に忠実であり続けることができないことを示したのである。この話では、救い主の必要性が強調され、さらにその救い主を送るという神の恵み深い約束がなされています。

  4. 2000年前、ベツレヘムでイエス・キリストは、神の約束が成就して処女から生まれた。イエスは恵みとまことに満ちておられ、罪のない人生を送られました。3年間の宣教の後、エルサレムにて十字架上でご自分の民のために犠牲的な死を遂げ、彼を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。イエスは新しい契約を成就させ、すべてのご自分の民の救いを確保された。

  5. イエスは、死んでから3日後に墓からよみがえり(イースター)、ご自分がサタン、罪、死よりも強いことを証明された。そして、天に昇り、父の右に座ったとき、ついに民の救いを成し遂げられた。

  6. イエスは去る前に、弟子たちに福音の良い知らせを宣べ伝えるために、すべての国々に行くように命じられた。そして、いつの日かこの世に戻って(再臨)、その回復の行為を完成させることを約束された。

  7. 私たちは今、教会時代にあり、福音と教会を広めるというイエスの命令に忠実に従っている。新約聖書で観察されるパターンに従って、私たちの教会は長老達(小会)によって運営され、地域の教会の大きな組織(中会)によって監督され、すべての教会(大会)に服従しています。私たちは、すべての長老が教会を指導する義務、祝福を持っていると信じている。どのような教会に対しても、一人の人間が責任を負うことはない。イエスは教会の大牧者であり、ご自分の教会を建て、よみの門もそれに打ち勝つことはできないと約束された。

  8. 私たちは、イエスが洗礼(バプテスマ)と聖餐の2つの聖礼典を出されたことを信じる。使徒ペテロは、使徒2章39節で、神の約束は神の民全員とその子供たちのためのものであると教えた。このため、私たちはクリスチャンになった人と信者の子供たちに洗礼を授けている。洗礼は、契約に入った人のための儀式であり、礼拝で実践している聖餐式は、キリストがご自分の民を養うための恵みの手段の一つです。この二つの聖礼典は、私たちがキリストとの結合を表わし証印するのです。

  9. イエス・キリストの福音は、キリスト教へ入口ではなく、キリスト教の歩む道である。神は私たちに信じる信仰を与えるだけでなく、聖化において成長する力も与えてくださるのです。クリスチャンは恵みのゆえに、信仰によって救われる。真にクリスチャンである者は、自分の人生を通して教会と共に忠実に歩み、日々、罪の悔い改めを深め、罪人を救うことを喜ばれる神への信仰を新たされる。

私たちの完全な信仰告白は、ウェストミンスター信仰基準に記載されています。ここで読むことができます。私たちの協力教団である日本長老教会については、こちらでご覧いただけます。